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イルカと、海へ還る日

 

 

イルカと、海へ還る日 

ジャック・マイヨール  (著), 関 邦博 (編集)

 

を買いました。

 

フリーダイビング,つまり,酸素ボンベなしで素潜りする競技の記録保持者の方です。

 

「おれってすごいんだぜ」という自伝かと思いきや,幼少時のイルカとの遭遇,イルカ調教師時代の思い出,イルカとの交信,禅寺や海女の教えなど,かなり精神的というか,スピリチュアルというか,静かな内容で,大変好感が持てました。

仲良しのイルカがいて,よく一緒に泳ぎ,なんとなく気持ちの交流ができるらしいです。イルカの脳は大きいですし,なんか超音波で会話するらしいですから,ほんとうにジャックとも交信できていたんだろうな,と思います。

 

心拍数や肺の仕組みなど実技面の記述も厚く,何より,かなりヨガについての記述があるんですね。

 

ハイパーベンチレーションといって,フリーダイバーは,息を止めるまえに,激しく呼吸をくり返し,体内の二酸化炭素濃度を最低にするのですが。これって,カパラパティじゃん,と思いました。

 

 

あとは,潜水前に瞑想に入り,プラーナヤーマを行い,海の深く潜行していく・・・海水と一体になり,呼吸を停止していることすら忘れる。

 

 

フリーダイバーは,長く息を止める技術が必要となるため,ほとんどの競技者がヨガをやっている印象です。アーサナではなく呼吸法が中心のヨガとなるため,現代の有酸素運動化したヨガではなく,まさに本格的なヨガ。

 

 

とはいえ,止息つまりクンバカの実際について詳細に記述したヨガの本は極めて少なく,また,実践しているひともみたことない。ので,優れたダイバーの息のとめかたは,ヨガ実践に対してものすごく参考になります。

ダイビングの本はいくつかみましたが,(練習方法自体が危険を伴うせいか)息止めの練習方法や実践方法について詳説している本はほとんどないので,この本は大変貴重です。

 

陸上で息を止めて瞑想にはいれば,ほんと,ザ・ヨガだよなー

 

 

弁護士 戸川 瑛

 

 

 

 

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