女医が教える、やってはいけない美容法33:実は老化を加速!
慶田 朋子 (著)
を買いました。
美容ローラーがどう,洗顔がどう,かかと削りがどう,という,まあ,普通の美容本ですが,珍しく(?)顔ヨガについて言及がありまして。
やらない方がいいそうですヨ(>_<)
表情筋は,「年齢と共に強くなる」という困った性質があり。
鍛えすぎると,逆にシワなどの原因になるそうな。
実際,表情筋を緩める,ボトックス注射があるくらい。
ですから,鍛えるよりも,緩めた方がよい。
とくに,口をイーっと横に開くやつ。
あれは,顔を下に引き下げるくびの筋肉を鍛えてしまうので,最悪だそう。
ヨガの古典に,顔ヨガはもちろんありません。
獅子のポーズ(シンハアーサナ)という,舌を突き出して目をひんむくポーズがあるくらいかなあ。
基本的には,代謝を下げて呼吸を深く少なくする方向にもっていこうとするのがヨガなので,筋肉を鍛えようというマッチョな発想がない(腹筋など呼吸筋を鍛える発想はあるかもしれない)。
スワミヴィヴェーカーナンダの,「ラージャヨガ」でも,呼吸法を繰り返すと,顔にしずけさが宿ってくる,と書いてあります。これは,ヨガにより,表情筋が緩んだ結果ではなかろうか。
仏像なんて,ほんとうに,穏やかな顔,しているもんね。
そのうち,表情筋を緩めてシワをとるために瞑想する教室がはやるかもしれんね。
弁護士 戸川 瑛
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