甘利事件の意外な見所

甘利さんが辞任されましたね。

この事件について,注目すべきところは,ずばり,

「経過は全て録音されており,領収書などの証拠もばっちり残っている」

というところです。

通常の寄附であれば,まさか録音はしません。
甘利さんは,計画的にはめられたと言っていいでしょう。


ところで,ここで僕が言いたいのは,


「はめられた甘利大臣,可哀想に」

ではありません。


「物証が残っていると,強いよね。最強」
(◎´∀`)ノ

という話です。


仮に,領収書がなければ,そもそも週刊誌が取り上げることもなかったでしょうし。
録音がなければ,「記憶にございません」で辞任せずに済んでいたでしょう。
裁判では,証言も証拠にはなります。
しかし,人間はウソをつくし記憶違いもあります。
ですから,証拠としてのパワーは,物証に比べて人証はかなり低いのが現状です。


「甘利大臣は便宜をきかせることを約束した」
「そんなことはしてない」


という証言のみの立証では,水掛け論となり,どうにもなりません。
無罪になる可能性があるのであれば,検察も動かないので刑事事件になりません。
万が一,証言を根拠に民事裁判で負けたとしても,


「当方の主張が認められなかった。遺憾な判決だ」
(`Д´)


で対外的には済みます。対立する証言しかないなら,どうせ真実は闇の中ですから。
しかし,物証があれば,言い訳自体が成り立ちません。



賄賂を贈り,その過程を録音し,収賄をネタに脅す・・・・というのは,言語道断ですが。

「後々の争いに備えて,録音と証拠の保管を完璧にやっておく」というのは,最終的には全てが裁判で決着が着くこの世の中にあって,極めて重要です。

浮気の存否についての夫婦間のやりとり,解雇になりそうな従業員と使用者のやりとり,交通事故で遭遇した相手方とのやりとり・・・・・・

録音を怠って,「言った・言わない」となり,裁判で損するのは,あなたかもしれませんヨ。
(゚▽゚*)


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いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

 

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